国家機構

 

朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議は、共和国の最高主権機関である。すなわち、全人民を代表し、立法権を行使する。

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会は、国防建設事業をはじめ国家の重要な政策を討議、決定する国家主権の最高政策的指導機関である。

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長は、朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者である。

国務委員会委員長は、朝鮮民主主義人民共和国の全般的武力の最高司令官として国家の一切の武力を指揮、統率し、国家の事業全般と国務委員会の活動を直接指導する。そして、外国と締結した重要な条約を批准、または廃棄し、特赦権を行使し、国の非常事態と戦時状態、動員令を公布し、命令を下す。

今、朝鮮民主主義人民共和国の国務委員会委員長は金正恩同志である。

最高人民会議休会中の最高主権機関は、最高人民会議常任委員会である。

国家主権の行政的執行機関、国家全般の管理機関は内閣である。

内閣総理は朝鮮民主主義人民共和国政府を代表する。内閣は自らの活動について最高人民会議と、その休会中は最高人民会議常任委員会に対し責任を負う。

地方の主権機関は地方人民会議である。地方人民会議は、地方の人民経済発展計画とその実行状況、地方予算とその執行状況に関する報告を審議、承認し、当該地域で国家の法を執行する対策を講じる。

道(直轄市)・市(区域)・郡人民委員会は当該人民会議休会中の地方主権機関であり、当該地方主権の行政的執行機関である。

朝鮮民主主義人民共和国の検察機関は、社会主義法の遵守と執行を監察する国家機関である。検察活動は、中央検察所、道(直轄市)・市(区域)・郡検察所及び特別検察所が行う。

裁判機関は社会主義的司法権を行使する国家機構であり、裁判は中央裁判所、道(直轄市)・市(区域)・郡人民裁判所及び特別裁判所が行い、判決は朝鮮民主主義人民共和国の名において言い渡す。

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