霊通寺
朝鮮天台宗の聖地として知られた開城にある有名な寺院である。
朝鮮で天台宗を広め始めたのは大覚国師義天(1055~1101)である。
霊通寺の敷地内には義天の墓室と碑、卒塔婆と祠堂がある。
10世紀初めに建てられた霊通寺は、高麗初代王王建の家門と縁を結び、歴代高麗王の保護を受けて700余年間栄え、16世紀に廃されたが、 金正日総書記の指示により、2005年10月、復元された。
総敷地面積6万㎡、延べ床面積4000余㎡で、26棟の建物がある。