敬孝王陵
高麗第31代敬孝王の陵で、開城市海仙里にある。
玄陵(王の墓)と正陵(王妃の墓)が並ぶ双墓形式を持ち、生存時の敬孝王の指揮で1365~1372年に造営された。
陵の墳墓区域は、東西に伸びる長方形の3層の段と、その下に傾斜した広い層段からなっている。
玄室の東・西・北側の3壁面には12地神が描かれ、天井の北側には北斗七星、南側には三つ星と太陽が描かれている。
陵の周りに石羊、石虎、石灯が配され、前方両側には文武官の彫像が立ち並んでいる。