開城南大門と演福寺の鐘
開城南大門は1391~1393年に建築された開城城の南門で、花崗岩を加工して築いた長方形の築台と門楼からなっている。
城門の築台と楼及びその屋根、軒などは朝鮮の独特の建築術を表現しており、門楼の丹青は重厚で、落ち着きがある。
開城南大門に朝鮮3大名鐘の一つである演福寺の鐘がある。これは1346年に建てられた開城演福寺に付属していたが、1563年の火災で寺が焼け落ちた後、南大門に移されて今日に至っている。
口径1.9m、高さ3.12m、厚さ23㎝、重さ約14tである。