高句麗の天文図
『天象列次分野之図』
高句麗の石刻天文図は首都平壌城内にあったが、侵略軍と戦うさなかに川の中に落とされて行方が分からなくなったが、その拓本が発見され、これを原形にして朝鮮封建王朝時代初めの1395年に、今日見られる『天象列次分野之図』が製作された。
図には北極を中心にして1467の星が282の星座に分けて正確に表示されており、春分点と秋分点の位置、28宿のそれぞれの基準星の座標が示されている。