雨の日にも、寒風吹き荒ぶ日にも
金正恩委員長が8月25日水産事業所を訪ねたチュチェ102(2013)年5月のある日は、雨降りの日であった。
雨に降られるくらいは何とも気にしない漁労工たちであったが、この日だけはびしょびしょ降り続ける春雨が恨めしかった。しかし、委員長はそれをものともせず、手ずから傘をさしたまま、近代的な設備が整っている漁船や事業所の各所を一々見て回った。
ところが、委員長が再び事業所を訪ねたチュチェ102(2013)年12月の当日はまた、冷たい海風が吹き荒れ、大地が凍りついていた。
雨の日に委員長を事業所に迎えたことが未だ気が咎められているのに、寒風吹きすさぶこの日にまた、自分たちの持ち場に来られたので彼らの心境がどうだったろうか。
悪天候をついて遠方の事業所を訪ねた委員長を仰ぎながら幹部たちは、自責の念に駆られていた。
軍人のためには篠突く雨や吹雪の道もためらわなかった金正日総書記そのままの姿で兵士のことを思う委員長の偉大な足跡には、このように悪天候や上天気の区別がない。