人民の心の中に刻み付けられた貴い呼称―われらの慈父

 

金正日総書記が逝去した時から10年間、わが人民が心の中に大切に刻み付けた貴い呼称がある。

われらの慈父!

国のどこでも、誰に聞いても一様に答えるこの親しい呼称とともに、わが人民の生活の中には伝説のような愛のシーンが数多く刻まれた。

国事でそれほど忙しい中でも、平壌から遠く離れた両江道大紅丹郡のある除隊軍人の家庭を訪れて実の親の愛と情で新婚夫妻の生活を見守っていた総書記の慈愛深い姿を人民は今日も忘れていない。

あの日、除隊軍人の妻は総書記に間もなく生まれる赤ちゃんの名前をつけてほしいと頼みごとを言った。

平凡な女性農場員が自分の親にすべき頼みごとを国の指導者に気兼ねなく申し上げるその姿は、総書記と人民の間に結ばれた血縁の情を見せるものであった。

瑞興郡泛雁協同農場のある家庭に掲げられている総書記の親筆書簡は、わが人民がどれほど慈愛深い方を慈父としていただき、生きてきたのかを伝えている。

未明にその家庭を訪れた総書記は、家主に農場の力で建設した発電所の電気でご飯を炊くことができる時に自身に必ず手紙を書いて送るようにと述べた。

数カ月後、彼らが送った手紙を自ら見た総書記が愛の回答書簡を送った時、彼ら夫妻はもちろん、村中の人々が肉親の恩情に感激して涙を流した。

新居入りした家庭を訪れて青唐辛子を食べるころ、時間を見てまた訪れると述べ、壁にかけてある麹(こうじ)玉を見ながら後日、主婦が作った味噌を必ず味わってやるという情深い約束をしたのをはじめ、全国の家々には代を継いで伝えるべき愛の話が刻まれている。

金正日総書記と結んだ情を血筋のように抱いたわが人民は、慈父をいただいて生きた光栄、幸福を子孫万代に継いで末永く伝えている。

 

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