徳と情が満ち溢れるわが社会(4)
--平壌の娘母親--
3年前、新聞とラジオ、テレビでは腫瘍による下半身麻痺という診断を受けた東海学院のある生徒が240余日ぶりに寝床から起きて大地を闊歩したというニュースが紹介された。
彼女の名前はアン・ジョンシム、幼いときに親を失い、学院で生活していた彼女に突然生じた不幸は、4つの病院の医療従事者と数百人のありがたい人々によってきれいに癒えるようになった。
手術後、ジョンシムを肉親の気持ちで温かく見守った人々の中には、当時、東海学院で生徒たちの健康状態を世話していた平壌娘のチェ・ソンヒさんもいた。
チェさんは、ジョンシムが中央と地方の複数の病院と紋繍リハビリセンターで治療を受ける間、誰よりももっと気を使い、愛と情を注いだし、その過程にジョンシムの母になる決心を抱くようになった。
こうして、7人の孤児の母になった降仙の娘母親に続いて、平壌の娘母親がまた生まれるようになった。
平壌に来たジョンシムは今、娘母親とありがたい人々の情け深い愛の中で明朗に育っている。
先日は、平壌の娘母親の美挙に感動してジョンシムを共に受け持って育てることを決心した青年がチェ・ソンヒさんと結婚して社会主義花園に美徳の香りを添えた。
記者とのインタビューで娘母親は、「私」という言葉より「われら」という言葉が空気のように流れるわが社会でジョンシムの母になるのは別に大したことではないとはにかみながら語った。
チェさんは今後、ジョンシムを社会主義祖国の愛と恩恵に報いる真の娘に育てると述べた。