活発になる禁煙運動
健康と長寿、文化的な生活環境を望む人々の志向と要求が日ごとに高まっている今日、禁煙運動は世界的なすう勢となっている。これと関連して、本社の記者は禁煙研究普及所のリ・ヒギョン所長と語り合った。
記者:今、喫煙は人間の生命と健康に悪影響を及ぼすことによって世界的に社会的難問となっているのではないでしょうか?
リ・ヒギョン:その通りです。人間が長い間喫煙すれば、呼吸器と脳、心臓、血管、消火器に悪影響を与えて病気にかかり、さらには患っていた病も高じます。特に、タバコの煙の中に含まれている毒性物質は、喉頭癌、肺癌のような癌発生の主な因子となっています。
今、世界的に新型コロナウィルス感染症が日を追って悪化する中、最も憂慮されるものは喫煙者です。最初の感染者と死亡者が男であったという事実からして専門家たちは、これを喫煙と連関させています。
資料によれば、喫煙によって毎年数百万人が死亡し、20世紀だけでも喫煙によって1億人が死んだそうです。今の調子では、21世紀には死亡者がさらに増えると見ています。
このため、世界の多くの国が喫煙統制法を制定し、喫煙統制活動を強化しています。
記者:人間の生命と健康を守るための禁煙運動が、わが国ではどのように行われているのでしょうか?
リ・ヒギョン:わが国ではチュチェ94(2005)年7月、朝鮮民主主義人民共和国喫煙統制法が採択され、その後数回にわたって修正されました。昨年の11月には朝鮮民主主義人民共和国禁煙法が採択されました。この他にも、禁煙のための討論会と実務講習が行われており、公共場所や給養サービス機関に禁煙マークと禁煙場所を設置し、禁煙に関する編集物を放映して禁煙に対する人々の社会的関心を呼び起こしています。そして、タバコの生産と販売をごく制限し、禁煙研究機関で新しい禁煙薬を開発するための研究を行っています。これらの活動は、特に5月31日世界禁煙の日を契機にさらに活発に行われています。今年、世界禁煙の日のテーマは「禁煙のために努力しよう」です。
禁煙運動は、決して一人や二人に限った実務的な問題ではなく、社会の全員が義務的に参加しなければならない大衆挙げての運動です。
誰もが、自分の健康と家庭の幸せのために、文化的な社会を建設するために禁煙運動に積極的に立ち上がらなければなりません。