米国の地に共和国の旗を上げた
選手だといって
1991年12月31日の夜、金日成主席は新春の公演が始まる前に、全国各地から来た数人の神童たちに会った。
豆詩人、豆演奏家など神童たちの技量を一つ一つ見ていた主席は、米国で行われた第26回世界体操選手権大会女子段違平行棒の競技で優勝したキム・グァンスクの模範演技を見た。
身を翻して高い棒をつかんだ彼女は、足を一定の角度で広げた姿勢で2回転のひねりを入れた後、再び棒をつかんで180°に体の方向を変え低い棒をつかむ動作を手落ちなく行った。
高度の技術を要するその体操動作を見て主席は、見事な腕前だと評価した。そして、模範演技が終わると、真っ先に拍手を送った。
それ以来二ヵ月も経っていない1992年2月、主席が数人のスポーツマンに会った時のことである。
主席は、世界クレー射撃選手権大会で2つの金メダルを獲得したスポーツマンの手を温かくとり、第64回世界重量挙げ選手権大会で優勝したスポーツマンには力持ちという過分の評価を与えた。また、大人の中に一人だけ少年団ネクタイを着けて立っている彼女を満足げに見ていた主席は、この選手は知っている、第26回世界体操選手権大会の女子段違平行棒競技で優勝し、米国の地に共和国の旗を上げたと高く評価した。
ついで主席は、14歳にしかならないのに本当に立派なことをしたと重ねて評価した。