主体108(2019) 8月 24日

生物多様性の保護と持続的な利用のために

生物多様性は各国の持続的な経済発展と環境保護において大きな意義を持つだけではなく、地球的規模で生態環境を保護する上でも、重要な役割をする。それについて、弊社の記者は国家科学院生物多様性研究所自然保護区研究室のリ・チュンソン室長、保護生物学研究室リュ・グムヒョク室長と話し合った。

記者;生物多様性の保護とその持続的な利用は今日、人類の生存にかかわる重要な問題の一つだと思う。

リ・チュンソン室長;その通りだ、今日、世界的な範囲で現れている生物多様性の損失は自然生態系と経済発展の基礎を破壊し、人間の生存を大きく脅かしている。最近、国連は世界的に100万余種の動植物が死滅する危機に瀬し、その中で、多くの動植物種が数十年のうちに死滅するだろうという報告書を発表した。以前、世界自然保護基金も地球温暖化がいまのように進まれるなら、世界的に生物多様性が非常に豊かな35カ所の地域だけでも動植物種の半数が死滅するだろうとしている。

リュ・グムヒョク室長;それゆえ、世界の多数の国が生物多様性を保護し、持続的に利用するための積極的な対策を講じている。すでに「生物多様性協約」が国際的な協約として採択され、5月22日は「国際生物多様性の日」として運営されている。今年の「国際生物多様性の日」のテーマは「我らの生物多様性、我らの食糧、我らの健康」である。 

記者;生物圏保護区を科学的に設定し、持続的に利用する問題も生物多様性を保護するための世界的な趨勢となっていると思う。

リ・チュンソン室長;その通りだ。現在、世界の多くの生物圏保護区は国立公園および自然公園、天然記念物保護区、動植物および棲息地保護区、陸地および海景観保護区、資源管理保護区だけではなく、その他の体系によって保護される地域、世界遺産やラムサール湿地のような国際的な認定を得た地域も包括している。

2018年7月まで世界の120余カ国の680余の生物圏保護区がユネスコ世界生物圏保護区ネットワークに登録され、保護、管理されている。わが国の白頭山生物圏保護区、九月山生物圏保護区、妙香山生物圏保護区、七宝山生物圏保護区もすでに、世界生物圏保護区ネットワークに加入した。

2018年7月に行われたユネスコ人間および生物圏計画国際調整理事会(MAB ICC)の第30回会議で金剛山地区が世界生物圏保護区として登録された。

記者;わが国で生物多様性を保護し持続的に利用するための活動がとう行われているのか、お話ください。

リュ・グムヒョク室長;わが国では久しい前から生物多様性を保護して利用することが国家的な活動に、大衆的な運動として行われている。わが国では、3月から7月まで有用動物保護期間であり、その期間、全国各保護区で動植物資源保護活動が活発に行われている。

水産資源を保護する活動でも成果を収めているが、咸鏡北道水産管理局では今年、100余万匹の稚魚(メンタイ)を放流した。

そして各道、市、郡で国土環境保護模範郡称号獲得運動が力強く繰り広げられ、春季と秋季の国土管理総動員期間には植樹と環境汚染を防ぐための活動が活発に行われている。また、さまざまな宣伝手段を利用して人々に生物多様性について解説し、社会的関心を高めている。

研究所では最近、東西海沿岸と内陸の50余の地域の湿地に対する生物多様性を調査して国家湿地目録を作成し、朝鮮語と英語で出版した。われわれは今後も、わが国の生物資源を極力保護し、持続的に利用するための研究を深めて人類の生存と自然保護に大いに寄与するつもりである。

記者;よい話を聞かせてありがとう。

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