主体107(2018) 11月 14日

朝鮮外務省第1次官が談話を発表

【平壌5月16日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省の金桂官第1次官は16日、次のような談話を発表した。

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の委員長は、朝米関係の忌まわしい歴史にけりをつけようとする戦略的決断を下して朝鮮を訪問したポンペオ米国務長官に二回も接見し、朝鮮半島と世界の平和と安定のために実に重大かつ度量の大きい措置を取った。

委員長の崇高な志に応えてトランプ大統領が歴史的根源の深い敵対関係を清算し、朝米関係を改善しようとする立場を表明したことについて私は肯定的に評価したし、近づく朝米首脳会談が朝鮮半島の情勢緩和を促し、立派な未来を建設するための大きな歩みになるだろうと期待した。

ところが、朝米首脳会談を控えている今、米国で対話の相手を甚だしく刺激する妄言がやたらに吐かれているのはきわめて不穏当な行為として失望せざるを得ない。

ホワイトハウス国家安保補佐官のボルトンをはじめホワイトハウスと国務省の高官らは、「先核放棄、後補償」方式を流しながら、いわゆるリビア核放棄方式だの、「完全かつ検証可能で、不可逆的な非核化」だの、「核、ミサイル、生物・化学兵器の完全廃棄」だのという主張をはばかることなくしている。

これは、対話を通じて問題を解決しようとするのではなく、本質上、大国に国を丸ごと任せて崩壊したリビアやイラクの運命を尊厳あるわが国家に強要しようとする甚だしく不純な企図の発現である。

私は、米国のこのような行為に憤激を禁じられず、果たして米国が真に健全な対話と協商を通じて朝米関係の改善を願っているのかについて疑うようになる。

世界は、わが国が凄惨な末路を歩んだリビアやイラクではないということについてあまりにもよく知っている。

核開発の初期段階にあったリビアを核保有国であるわが国家と比べること自体が愚鈍である。

われわれは、すでにボルトンがどんな者であるのかを明白にしたことがあり、今も彼に対する拒否感を隠さない。

トランプ行政府がこれまで朝米対話が行われるたびにボルトンのような者のため紆余曲折を経なければならなかった過去史を忘却して、リビア核放棄方式だの、何のというえせ「憂国の士」の言葉に従うなら、今後、朝米首脳会談をはじめ全般的な朝米関係の展望がどうなるかということは火を見るより明らかである。

われわれはすでに、朝鮮半島非核化の用意を表明し、そのためには米国の対朝鮮敵視政策と核威嚇・恐喝に終止符を打つことがその先決条件になるということについて数回にわたって闡明(せんめい)した。

ところが、今、米国はわれわれの雅量とおおらかな措置を軟弱さの表れと誤って判断して自分らの制裁・圧迫攻勢の結果に包装して流そうとしている。

米国がわれわれが核を放棄すれば経済的補償と恩恵を与えると唱えているが、われわれは一度も米国に期待をかけて経済建設を行ったことがなく、今後もそのような取り引きを絶対にしないであろう。

前行政府と異なる道を歩むと主張しているトランプ行政府が、われわれの核がまだ開発段階にある時、以前の行政府が使っていた古びた対朝鮮政策案をそのままいじくっているということは幼稚な喜劇だと言わざるを得ない。

もし、トランプ大統領が先任者らの轍を踏むなら以前の大統領らが成し遂げられなかった最上の成果物を収めようとしていた初心とは正反対に歴代の大統領よりもっと無残に失敗した大統領に残ることになるであろう。

トランプ行政府が朝米関係改善のための真情性を持って朝米首脳会談に臨む場合、われわれの当然な呼応を受けるようになるが、われわれを隅に追い込んで一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、われわれはそのような対話にこれ以上興味を持たず、近づく朝米首脳会談に応じるかを再考慮するしかないであろう。

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